みんながやってみたいと思ってたんじゃないかな?Ⅲ 
 サイズ APSALUS 120 (アプサラス) 解体 レビュー
            CWCH70 CHCW50-1 APSALUS 120比較

 

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サイズ Apsalus120 外箱  久々にPCを組む事を頼まれちゃって、依頼の中に簡易水冷でCPUを冷やしてくれって頼まれちゃったから、僕はっていうと CWCH-50-1を奨めたね。
だけど残念な事にもうCWCH50-1は買えないんだよ。
ほんとうに残念だよ。で7000円程度で買える、こいつを選ぶ事にしたんだ。
動機は、サイズ製って事と、安い事!


サイズ APSALUS 120 セット内容 中身を見て目を疑ったね。
いきなりインチキじゃん。外見でポンプはCWCH70、ラジエターはCWCH50-1のホースはゴムホース製、ファンは3pinの1300rpm・・・・・今回付属のファンはPWMファンじゃない
サイズ APSALUS 120 パーツリスト 外箱に印刷されれる、付属パーツリストだよ。
コルセア Corsair製のOEMかもしれないね。
見るからに一緒なんだ。

リストを良く見ると、付属のネジの中に3種類の長さのネジが付属しているんだ。
このネジがラジエターをケース付属のファンとApusalusの付属ファンでサンドイッチする時に便利なんだ。
Corsairの時は都合の良いネジを探すのに苦労したからね。
サイズ APSALUS 120 仕様表1 これも外箱印刷されてるものだけど、
ポンプサイズはCWCH70といっしょだね。
ラジエターはCWCH50-1。
サイズ APSALUS 120 仕様表2 ホースがコルセア Corsair製の固いやつから変更されて、ゴム製の物に変ってるよ。

ホースを交換するときコルセア Corsair製の物より簡単に脱着できるよ。
でも、逆にホースバンド無くて平気なのか?と不安になるね。
サイズ APSALUS 120 バックプレート比較 僕が今回使用したのはIntel用だけどAMDのバックプレートをapusalus120とCWCH70のものと比較してみた。
左がCorsair製で右がApusalusサイズ製なんだ。
どう見ても同じだろ!
サイズ APSALUS 120 バックプレート比較2 プラスチック製のプレートに刻印されてる文字まで一緒だよ。

サイズ APSALUS 120 ポンプ詳細1 Apusalus120のポンプの左側がIN側で、右側がOUT側見ての通りだよ。
サイズ APSALUS 120 ポンプ比較 これはCWCH70のポンプなんだけど、ほぼいっしょだね。
固定金具もまるっきり一緒だったよ。
この写真はApusalus 120のポンプのカバーを外したところなんだけど、カバーを外すには1、2→のネジを2本外すせばいいんだ。
裏側から見ると他のネジより少し小さいのが、2本対称の位置についているからすぐにわかると思うよ。

で赤丸のネジがエアー抜きのボルトだね。エアーが噛んでなかなか抜けないときは少しゆるめてやるといいんだ。
サイズ APSALUS 120 ラジエター これがapusalus120のラジエターからゴムホースを抜いたところなんだ。あっさり抜けるってほどでもないけど、ホースバンド無しはなんか心配になっちゃうよ。
自分でホースバンド付けるのが賢明だね。
サイズ APSALUS 120 ラジエター比較 こちらがCWCH50-1のラジエター。
これも一緒。
サイズ APSALUS 120 ポンプ じゃぁ、何が違うか上がapusalus120のポンプで
下がCWCH70のポンプだけど・・・
サイズ APSALUS 120 ポンプ比較2 まずホースが違う。
CPUに接する面のベースプレートが
CWCH70:銅製
apusalus120:アルミ製
これはもCWCH70の写真なわけだけど、
ポンプの電源コードが変わっているけれど、3pinのコネクター等変更はないよ。
サイズ APSALUS 120 製品本体仕様 これも外箱に印刷されてる仕様表。
ポンプの外見もほぼcwch70と一緒なので性能も同じか?
前回と同様、バケツを2つほど用意して水のくみ上げテストをしてみたんだ。
サイズ APSALUS 120 ポンプテスト機材
今回もMBのファンコネクターを使わないで、電源の平型4pinコネクターから信号線を使わず左のコネクターを使ってポンプ電源を確保する事にしたんだ。これで前回のテスト状況と同じ電圧&電流が流れる事になるからね。


サイズ APSALUS 120 外観 はたして、このポンプはコルセアがOEMでCWCH70と同じ物なのか?
結果から言うとポンプはCWCH70より性能が落ちてるよ???
僕の家でのこの個体では、何回か計測したけど

CWCH70が1.25ℓ/分
Apusalus120が0.95ℓ/分

CWCH70がクソだったから、こいつはクソ×クソって事だよね。


ポンプのカーバーを外した写真を比較しても、どちらも
モーター、基盤共に一緒
に見えるよね。
じゃぁなぜポンプの水のくみ上げ性能で差が出たんだろう?個体差って事かもね。
両者にはCPU接面ベースプレートが、銅とアルミ合金の差がある訳なんだ。
このプレートの水に接する面にも普通色々な形状を施して熱を伝えやすくする工夫がしてある訳だけど、メーカー自身がベースプレートを変更して値段を安く仕上げたなんて言っちゃてるんだから、CWCH70より性能が上なはず無いよね。
   

まとめ

僕のこのデバイスの感想と言えば
値段が安いだけでつまらない。やっぱりそれしかないね。

各パーツを見ると、ホースはゴム製で自由度が増して◎なんだけど、ホースバンドが無いのは×
ラジエターは、CWCH50-1同等△
ファンは1基で1300rpm固定なので×
ポンプ部はCWCH70以下なので×
値段は安いので◎
細かい事だけどファンサンドイッチするのに都合の良いネジが付属しているんだこれは◎◎だね。

で、このまま使うならこれは、これでだけれど、PCで遊びたい人にはクソ×クソ。
だから僕にとっては、つまんねーこのデバイス。

でもCWCH70か?Apusalus120か?って質問されたら、僕ならApusalus120かな。
一番は安いって事だね。
CWCH70にはファンが2基付属してるけど、自分のケースのファンが12cmなら1基余る事になっちゃうだろ!だったら、付属ファンが1基でも自前のファン使ってサンドイッチすれば事は足りるよ。
ちゃんとサンドイッチに都合の良いネジも付属してるしね。

ポンプが一緒として、ラジエターの処理能力の差だったら、ひとつの可能性として、
ホース長くしてラジエターをPCの框体から外に出して温度の低い所で冷却すれば、まだ可能性ある気がするよ。
ポンプの性能にも限度があるからホースの長さも長けりゃいいって訳じゃないけどね。

このデバイスで何をやりたいかって動機で評価も変わっちゃうけど、
しょっちゅうゲームなんかやったりしちゃって、バリバリ冷やしたい。なんて奴はこんなの買っちゃだめだね。ちゃんとした水冷がいよ。

これだけは言っておくけど、改造するって事は、PCの自己管理が重要になるからね。
必ず自分で必要な措置を講じて置かないと泣きを見ることになるからね。

僕が購入したショップは水冷は専門外だけどPCパーツはなんでもOK、値段交渉にいつも応じてもらっちゃてるからhttp://pcdo.jp/みんなも聞いてみるといいよ。





サイズ APSALUS 120 ファンサンドイッチ
みんなもやってみそ!



性能比較
  CWCH50-1 CWCH70 Apsalus120
ポンプ性能 1.6ℓ/分 1.25ℓ/分 0.95ℓ/分
ポンプサイズ(高さ) 50mm 28mm 28mm
ラジエター幅 25mm 48mm 27mm
LLC容量   約200cc  
標準ファン シングル
PWM制御
サンドイッチ
2000 RPM or
1600 RPM
シングル
1300RPM
固定方法 リテンション
バックプレート
共通
CPU接面
ベースプレート
銅製 銅製 アルミ製