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CWCH100を購入してから、もうずいぶんな時間が経っちゃったよ。
箱を開ける暇さえ無かったんだ。それと、ほんと言うとそれほど期待してなかったのも事実なんだな。
でも、今回のポンプには現状手動ではあるけれど、接続されたファンの動作を3段階で制御できるスイッチがポンプ中央に配置されてるよ。それとパッケージには「CORSAIR LINK DIGITAL」なんてロゴも印刷されてて、これにはちょっぴりほんとにちょっぴりだけど期待しちゃうね。
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箱を良く見るとこんなシールが張ってあったけどフィルムを剥がすときに、破いちゃったよ。とっても薄いんだ。 |
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箱を開けると、やっぱりクソ固いホースを使ってやがるんだ。こんなの見たら、皇居のお堀の鯉の奴らだって口を1000回くらいパクパクくらいしながら、いいかげん何とかならないのかって、あきれちまうに決まってるよ。 |
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ポンプのコネクタを見ると、4pinコネクタから12V取り出して回転パルス信号を返しているよ。PCに対してスタンドアロンで無いという事なのかもしれないね。 |
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今回のホース口金(樹脂制だけどね)細い割ピンが打ち込んでありやがって、とうてい脱着は不可能だよ。 |
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CPUに接する面のベースプレートが銅制。ポンプを固定する金具は
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120×275×27mmのラジエターは120mmのファンが2基、最大裏表のサンドイッチで4基付くよ。
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ファンは3pinの平凡な物だね。どせならデフォで4基欲しいね。 |
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付属のビス類はベースプレートとintelとAMDの固定用、120mmファン2基分の固定ネジのみなんだ。後は自分たちで用意しろと言う事なんだ。
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今回もライター使ってホース交換だよ。
ホース取り外しの時は、ラジエター側から外さないとだめだよ。でないと、中のLLCがポンプ本体にかかって、せっかく買ったばかりのポンプをダメにしちゃう事だってあるからね。
ラジエター側のホースは口金に引っかかってなかなか抜けないんだ。だからって短気おこしてカッターなんかで切り付けるなら口金にダメージ残さない様十分な注意が必要だね。口金に付いたカッターの傷から漏水なんて事もたまには有るんだ。特にポンプの口金は樹脂製だから、熱にも弱いからね。 |
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CWCH100 ポンプのINとOUTは見ての通りだよ。 |
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ポンプにエアー抜きバルブが無いか表のカバーを外して見たよ。残念な事にそんなネジは発見できなかったんだ。ポンプ右側の2pinのソケットはホットボンドで固定されて、その先端は裏側の銅製ベースプレートの温度センサーらしいよ。
だけど、この作業は意味の無い事だからやめた方がいいって事言っておくよ。
カバーを固定するツメが4カ所あるけど、そのツメがとっても弱いんだ。僕はドライバーでバカみたいに押したから1本破損させたよ。やるんじゃなかったって後悔したけど、エアー抜きのネジ探してたから仕方なかったんだ。 |
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表カバーのツメ破損させてがっかりしたついでに、ベースプレートもバラしてみたんだ。これも、やらなくてもいい作業だけど、好奇心だね。
8本のヘキサゴボルトでとまってるんだけど、そこらに売ってるヘキサゴレンチ(6角レンチ)と言えば1.5mmなんだけど、ビミョウに合わない気がするんだ。インチ工具かも知れないね。だから賢明な奴らは、決してこんな事したりはしないよ。 |
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CWCH100をバラしてわかったんだけど、こんなのにゴミなんかが付着したら冷却効果も下がっちゃう。だから、たまにはメンテも必要かもしれないね。
それに見りゃわかるけど、まだ1度も使用していないのに意外に汚いんだ。作ってるインチキ野郎が飽きちゃって鼻クソいじりながら組み付けたに決まってるよ。これには僕もまいったよ。 |
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とりあえず、ポンプを電源につないでみたんだな。
LEDが3段階で点灯する仕組みになってるんだ。
ケース内の照明には、なるって事さ。
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だけれど、誰がいちいちサイドカバー外してファンの奴らの強さを変えるんだろうか?って考えると、ソフトで制御出来ないクソなら意味無いと言う事さ。
「CORSAIR LINK DIGITAL」待ちって事だろうね。
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けっこうCWCH100の取付で
困っている奴が多いいんじゃないかな?
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僕の考えでは、このクソでかいラジエターはケース外に取り付けるのが一番。だから付属のネジ以外にホームセンターで取付用のネジとスペーサーを買ってきたよ。900円ばかり取られちゃったよ。 |
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僕の場合純正のホースは取り外しちゃったけど、無改造のCWCH100でも同じさ。
その方法は、マザーボードのバックプレート取り外して、そこから、ラジエターを通してケース外に出す方法だよ。
この方法だとマザーボードをケースから1度取り外さなきゃいけないけど、ポンプのバックプレートを取り付けるんだから、どっちみち大変なのは仕方ないんだ。
最終的にバックプレートを外して出来た、隙間からホースを通すのでバックプレートは使えなくなるよ。
もし君がとっても器用で工具とか持っているのなら、バックプレートの空き部分をホースの通る分だけカットすれば、もう一度バックプレートを使う事もかのうさ。 |
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マザーボードのバックプレートを外すだけで、これだけのデカい開口が出来るんだ。 |
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ラジエターを通して見た。
余裕だね。 |
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ポンプを通して見た。
ギリギリ通るよ。
要するにどちら側からでも通す事が可能って事だよ。 |
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ラジエターの取付方法が決まったところで、ラジエターにファンを取り付ける事にしたよ。
使うネジは付属の8mm長の物を使うんだ。 |
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標準の取付とは違い、短いネジを使ってファンをラジエターに固定するんだ。
この時、細いプラス・ドライバーが必要になるから用意が必要だよ。 |
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次はラジエター+ファンをケースに取り付ける段取りさ。
この時、40mm程度のスペーサーが必要になるよ。このスペーサーが長ければラジエターがケースから突出しエアーフローも良くなるけど、短ければホースの取り回しが困難になるから、40mm以下はおすすめ出来ないね。 |
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スペーサーの取付は工具が使いずらいので、頑張ってくれよ。
この後ファンをもう1基付けるなら、そっちは、付属の長い方のネジを使って上から締め付ければ、簡単さ。
僕の場合は、大したPCじゃないし、ファン1基で十分だから、1基仕様で使う事にしたんだ。その方が静かだし、省電力だろ。 |
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ファンにスペーサーを4本取り付けたら、ケースの120mmファン取付穴を利用して固定すれば完了さ。 |
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40mmのスペーサーだとこの程度の間隔が出来るけど、ホースの取り回しを考えると、ギリギリだろ。 |
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ホースはバックプレートを取り外したところからケース内に取り込むんだ。
この方法なら、ほとんど加工無しでいけるだろ。
見れば解るけど、VGAやPCIボードのインターフェイスに邪魔なら、逆さや、横向きにだって取付可能だよ。 |
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もし君にバックプレートををこんなふうにカット出来る工具が有るのなら、もう一度バックプレートをセット出来るんだ。
僕はと言えば、必要性を感じなかったから、付けなかったけどね。 |
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まとめ
2011/12/27 こいつの検証はまだ完了してないんだ。なかなか暇にならなくて困っているんだよ。
僕のこのデバイスの感想は
一番のネックはラジエターのサイズさ。120×275×27mmのラジエターを誰がどうやってPCのケース内に取付るんだよ。CORSAIRのPCケース買えって事なのかもしれないけど、そんなデバイス誰が買うのか疑問だね。せめてラジエターのフィッテングがカプラになっていればって思うんだけどね。
各パーツを見ると、ラジエターは◎良く冷えそうだよ。ファンを4基ほど付けてやったりすれば、大抵の状況にも対応できると思うね。でも4基もファン付けたら、とてつもなくうるさいPCになっちゃうね。僕の造りたいPCはって言うと静かで、省電力なPCだから僕はあえてファン1基で使ってみるよ。
ポンプに付けられた3段階LED付きのファンスイッチは△だね。限りなく×に近い事は間違いないよ。だいたいファンを制御するなら、マザーボードのファンコネクタに接続すれば、たいていMB付属ソフトで負荷に応じた制御が可能だろ。たぶん(まだ使って無いから)ベースプレートに温度のセンサーらしき物が付いていたから、水温に応じて何かしてくれる?んだろうけど、現状カスタマイズ不可って事だね。だからソフトが付属しないこいつは、クソだね。スタンドアローンなんてデバイスはナンセンスなだけさ。
それでも、ちょっとだけ評価するならPCケース内が少しだけ明るくなるって事くらいだよ。
値段は高いので××
付属のネジ類も×だね。買った人が何をしたいかちょっとばかりオツムひねって、せめてファン4基とケースに固定しうるネジを付けて欲しかったね。
僕的にはこのまま使うならこれは×だけれど、PCで遊びたい人には○かもね。
CPU冷やすだけならこんなに大きなラジエターは不要だと思うよ。だけどPCの熱源はCPUだけじゃないからね。それらも冷やすとしたら、良いパーツになると思うよ。
値段の話をすれば、ラジエターも普通の水冷パーツで120ファン2基サイズのラジエタとフィッティングで8000円くらいはするだろ、でCWCH100をいくらなら買い得かって事だと思うけど、やっぱり簡易水冷は簡易水冷だからね。一番は安くなくちゃだよ。
ダメ出ししちゃえば、サイドカバー外さなきゃファンの回転変えられないコネクタに誰がファン繋ぐのか?普通にMBのケースファンに繋げばいいんじゃね?って思うよ。
こいつは、やっぱりホース交換してPCケース外の後ろ面にラジエター付けるしか無いと僕は思うね。そりゃ天面にファン持っていて、このクソデカいラジエター取り付けるスペースのあるケース使ってるキチガイじみた奴以外はね。それにこんなクソデカい熱源をケースの中に入れるなんて、夏の暑い日に車のエアコンかけながら、エンジンのラジエターを車内に持ち込むキチガイ野郎と同さ。冷やしたい物は熱源から離せ!って事を言いたいんだ。
コレを買った奴はバックプレートをぶち抜け!それが嫌なら専用ケースを買え!それも嫌ならコイツを買うな!!
それ以外に僕から教える事はないんだけど、ポンプの音がうるさいって言っている奴らが、たまにいるだろ。あれは、ポンプにエアーが、噛んでるだけなんだ。だいたいはだよ。ラジエターの中には空気が入ってるからそいつがたまにポンプに行っちゃうんだよ。
それを知らないで使っていると、CPU壊したりするからね。
ポンプから異音がするときには、1000回ほど振ってみな。PCの電源が入った状態で振るのがベストだよ。
これだけは言っておくけど、改造するって事は、PCの自己管理が重要になるからね。
必ず自分で必要な措置を講じて置かないと泣きを見ることになるからね。
僕が購入したショップは水冷は専門外だけどPCパーツはなんでもOK、値段交渉にいつも応じてもらっちゃてるからhttp://pcdo.jp/みんなも聞いてみるといいよ。
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みんなもやってみそ!
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性能比較 |
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CWCH50-1 |
CWCH70 |
Apsalus120 |
CWCH100 |
ポンプ性能 |
約1.6ℓ/分 |
約1.25ℓ/分 |
約0.95ℓ/分 |
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ポンプサイズ(高さ) |
50mm |
28mm |
28mm |
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ラジエター幅 |
25mm |
48mm |
27mm |
27mm |
LLC容量 |
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約200cc |
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標準ファン |
シングル
PWM制御 |
サンドイッチ
2000 RPM or
1600 RPM |
シングル
1300RPM |
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固定方法 |
リテンション
バックプレート
共通 |
専用 |
CPU接面
ベースプレート |
銅製 |
銅製 |
アルミ製 |
銅製 |
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